来年、伊勢志摩サミットや倉敷市で教育大臣会合が開催されることから水島港玉島地区の玉島ハーバーアイランドでテロ対策訓練が行われました。
水島港国際コンテナターミナルの北に爆発物などを所持した外国人テロリストが不法に上陸したという想定で訓練は始まりました。テロリストが箱に入った爆発物を仕掛けて逃走しようとしたところへ玉島警察署員が到着。刃物を振り回して抵抗する犯人をさすまたや盾を使って制圧しました。仕掛けられた爆発物を処理する訓練は、県警警備部機動隊の爆発物処理隊が行いました。処理しやすい場所へ移動させた後、爆処理防護服を着用した隊員が爆発物処理車へ慎重に運びました。
このほか、逃走車両をパトカーで追い詰めたり、英語で職務質問したり、4つの訓練が行われました。
水島港は、平成26年の入港船舶数が3万3496隻と日本一多く、国際公共ふ頭も7カ所あることから玉島警察署では今後も訓練を通して万が一の事態に備えることにしています。




