総社市新本地区で伝統の「義民祭」が行われ、江戸時代に命と引き換えに地域を救った4人の先人を弔いました。
義民祭の祭典には新本地区の住民などおよそ30人が出席しました。義民祭は今から297年前の新本義民騒動に由来します。江戸時代に新本地区を治めていた岡田藩によって住民が薪などを取っていた山への入山を禁じられるなど生活を苦しめられてきましたが、代表の4人が江戸にいた藩主に直訴し、命と引き換えに山を取り戻したという悲しい歴史です。祭典では、命を落とした義民4人を弔って義民の子孫や住民の代表が玉串を捧げ、新本地区を救った先人に感謝しました。
祭典後は、新本小学校の全校児童57人が義民騒動の歴史を再現した音楽劇「オペレッタ義民さま」を体育館で演じました。また、運動場では供養踊りの義民踊りを地域住民で踊りました。
義民祭の模様は8月21日(金)からの総社地区番組「そうじゃこのごろ」で詳しくお伝えします。
また、新本小学校の児童が演じた「オペレッタ義民さま」は8月13日(木)19時30分から特別番組として全編を紹介します。




