岡山県教育委員会は、25日、今年3月に中学校を卒業する見込み者を対象に行った第二次の進学希望状況調査結果を発表しました。
調査結果によると、今年3月に中学校を卒業する見込み者は、1万9,212人で、このうち98.6%にあたる1万8,948人が進学を希望しています。また進学希望者のうち77%にあたる1万4,596人が、県内の県立高校への進学を希望しています。県立全日制高校の平均倍率は1.15倍で、前の年の同じ時期と比べると0.01ポイント高くなっています。倍率が最も高かったのは、興陽高校家政科の2.23倍です。一方、玉野高校・普通科や玉野光南高校・普通科、玉島高校・普通科など20校、28科が定員割れとなっています。エリア内の高校の進学希望状況は、倉敷青陵・倉敷天城・倉敷南・倉敷古城池の倉敷4校では、倉敷南の1.28倍が最も高い倍率です。倉敷中央は家政科が最も高、1.75倍です。一方、玉島高校は、定員を下回りました。倉敷工業と倉敷商業は、いずれも定員を超え、倉敷工業では機械科が最も倍率が高く、1.24倍です。水島工業でも、5つの学科のうち機械科が1.63倍と最も高い倍率です。玉野の普通科と玉野光南の普通科はいずれも定員割れです。前年定員割れの玉野商業は定員を上回っています。前年、定員割れだった総社の普通科は、定員を上回っています。公立高校の一般入試は2月24日から願書の受け付けがはじまり、3月11日に学力検査が行われ、合格発表は3月19日です。なお、第二次進学希望状況調査の結果は、岡山県のホームページでも見ることができます。




