倉敷市環境学習センターのエコサマースクールの一環として小学生を対象にした夏休み昆虫採集教室が真備美しい森で開かれました。
エコサマースクールは、「エコ」や「環境」をテーマに夏休みだからこそできる講座や体験学習を行うものです。倉敷市環境学習センターでは、去年から、小学生を対象にエコサマースクールを開いていて、今年の最初の「夏休み昆虫採集教室」には、親子15組20人の小学生が参加しました。参加した子どもたちは、野生動物調査を行う「フィールドデータ」の代表で野生動物画家としても知られる越山洋三さんを講師に真備美しい森に生息する昆虫採集に挑戦しました。参加者たちは、草原でみられるトノサマバッタ、ショウリョウバッタなど捕まえたり、クヌギの木の幹や落ち葉の下に潜んでいるクワガタムシやカナブンを見つけたり、セミやトンボ、チョウなどを虫取り網で捕獲したりしました。今回の昆虫採集は、標本をつくることが目的で、子どもたちは、標本が作りやすい成虫をねらって捕まえたほかトンボやチョウなどは羽を傷めないよう三角紙に保管しました。昆虫を採集したあとは、拡大鏡を使って昆虫の姿形などを観察しました。なお、8月1日には、今回採集した昆虫の標本作りを学びます。




