アフリカ西部・コートジボワールの政府団が玉野市役所を訪れ、地方行政について研修を受けました。
玉野市役所を訪れたのは、コートジボワールの官房長をはじめ政府・地方行政機関の関係者7人です。コートジボワールは内戦の影響で、教育をはじめとする公共サービスが行き届かず、人材育成が喫緊の課題です。そのため、一行は今月5日に来日し、JICA国際協力機構が実施するプロジェクトの一環で、日本国内の地方行政や教育に関して研修を受けています。黒田晋玉野市長は、市民が主体となって進めるまちづくりや教育方針について説明しました。これに対しコートジボワールのバンバ官房長は「玉野市の事例を勉強して、国の繁栄に役立てたい」と答えました。また、コートジボワールの政府団から民族衣装やコーヒー、チョコレートといった特産品がプレゼントされました。なお、政府団は玉野市で研修を受けたあと、倉敷市内の小学校で授業の様子を見学しました。一行は15日まで県内で研修を受ける予定です。




