みなさんは、日本生まれの「ガンクドラム」という楽器をご存じでしょうか?形は炊飯器のようで、音色は水琴窟に似ているともいわれます。今回は、プロパンガスのボンベを再利用して創られた打楽器「ガンクドラム」の音色を紹介します。
どこか神秘的で心に沁みわたるように響く美しい音色をもつ「ガンクドラム」。この日本生まれの打楽器を奏でるのは、倉敷市のガンクドラム奏者『ユトリナ』さんです。一見、金属製の木魚にも見える楽器ですが、古いプロパンガスボンベを再利用して創作された新しい楽器です。上下の両面には、8つの打面があり、音階を奏でることもできます。演奏方法は、手のひらやマレットと呼ばれるバチを使って叩きます。ただ、叩くだけなので、小さな子どもでもすぐに演奏することができます。この日、倉敷市真備町で行われた「ガンクドラム」の音色を聴く会では、初めて耳にしたそのやさしい音色に心癒やされていました。日本生まれの創作打楽器「ガンクドラム」打ち鳴らした音が、周りを包み込むように響き合いながら心の琴線に触れてきます。やさしい気持ちにしてくれる不思議な音色
「ガンクドラム」一度、生で体感してみてはいかがでしょうか。




