総社市は、今月末、仙台市でのプロ野球の試合に被災地の子ども1500人を招待します。その子供たちが試合観戦で使う応援手旗を総社の園児たちが作りました。
応援手旗を作ったのは、総社市立常盤幼稚園の5歳児50人です。総社から宮城県の子供に元気を」と書かれたA4サイズの紙を棒に糊で貼り付けました。園児たちは、「宮城のお友達に元気をあげる」「ファイトファイト宮城」などと話し、できあがった旗を嬉しそうに振っていました。なお、市内の幼稚園の子供たちが分担して1500個の旗を作る予定です。そうじゃ宮城っ子基金では、宮城県内の震災で両親を亡くした子供79人に平成23年から5年間にわたり、年間10万円の支援を行ってきました。今回仙台市で開かれる「宮城っ子基金デー」は、基金の残金を活用して、プロ野球観戦と少年野球チームとの交流試合を行います。28日の楽天対ソフトバンクの試合では、宮城県内の被災した小学生や障害児など1500人を試合に招待します。総社市では、そうじゃ宮城っ子基金を知ってもらうとともに、招待した子供たちに観戦を楽しんでもらうため、作った応援手旗を招待者にプレゼントすることにしています。




