CO2を全く出さない究極のエコカーとして注目を集める電気自動車の充電設備を備えたガソリンスタンドが倉敷市内に完成しました。
倉敷市水島高砂町にあるドクタードライブ水島店。ここに電気自動車用の急速充電器がお目見えしました。充電設備を備えたガソリンスタンドとしては中国四国地方で初めてです。新日本石油と赤澤屋がおよそ850万円をかけて整備。完成を祝ってテープカットが行われました。「水島というシンボリックな土地に完成してうれしい」この急速充電器は通常、家庭用100ボルトで14時間かかる充電を30分間で80%の状態まで充電することが可能です。充電作業はセルフ方式で店内受付で発行されるカードを読み取り機にかざし、ノズルを差し込むことで簡単に充電できます。新日本石油では全国22箇所のガソリンスタンドに急速充電機を備えていて5月末まで無料で充電できますが6月以降は課金を検討しています。三菱自動車アイミーブの一般向け販売が4月から始まるため充電拠点として期待が寄せられています。
一方で、ガソリンスタンドの経営者は電気自動車の登場が経営の新たな局面を迎えると話します。家庭で充電できるため、利用者に店に来てもらう工夫が大きな鍵となります。新日本石油などでは充電の待ち時間に車内清掃や点検をするなどきめ細かいサービスを展開することにしています。




