社会にお金の動きがある限り、簿記は必ず必要とされるスキルです。
その中でも日商簿記は昭和29年からの累計受験者数が約2500万人、近年では年間約60万人が受験しています。
「企業が採用応募者に求める資格ランキングトップ10」で第1位に入るなど、企業、受験者、双方のみなさまから高い評価をいただいており、入社試験に役立ちます。
簿記は企業の経営活動を記録・計算・整理して、売上高、費用、損益の状況や資産、負債の現状などを明らかにする技能です。
これらの計数をまとめた決算書で企業の活動を正確に情報公開するとともに、経営管理を適切に行うために必要な知識です。
経理を担当されている方や管理職の方だけでなく、税金の申告、資産運用にも役立ちます。
会社によっては昇進や昇給の条件、資格手当の対象としているところもあります。日商簿記1級合格者は税理士試験の受験資格が得られます。また、多くの大学、短大等で、推薦入試の基準や単位認定の対象としても利用されています。スキルアップや就職の有効な武器になりますので、興味のある方は、挑戦してみてはいかがでしょうか。
簿記検定は年に3回、6月、11月、2月に実施されます。但し、1級は2月には実施されませんのでお気を付け下さい。




