水島警察署管内少年をまもる母の会の総会が開かれ、今年度の活動方針を決めました。
総会には、水島警察署管内少年をまもる母の会の会員およそ６０人が出席しました。初めに、母の会の中田美代子会長が、「子供に、命の大切さや物事の善悪を伝えるとともに、大人が模範となってこどもを犯罪から守りましょう」と挨拶しました。議事では、前年度に続き、非行防止を訴える絵本の製作、水島港まつりへ参加、善行少年表彰の実施など青少年健全育成啓発活動に取り組んでいくことを決めました。なお、県内の少年非行件数は、減少傾向にありますが、非行発生率は、平成２４年から三年連続で、全国ワースト１位です。また、水島署管内の５月末現在の少年非行件数は１４件で、去年の同じ時期に比べ、２０件減っています。中村幸利署長は、「学校や地域が連携して、子供の安全育成に努めることが大切だ」と話し、母の会の協力を求めました。
水島警察署は、防犯カメラの設置や学校や地域との連携を強化し、少年非行の減少に努めていく方針です。
