倉敷市の「亀島山花と緑の丘公園」に植えられている、鹿児島県沖永良部島特産のエラブユリが見ごろを迎え、倉敷市に住んでいる沖永良部島出身の人たちが集まって花見会を行いました。
見ごろを迎えたのは、「亀島山花と緑の丘公園」中腹に植えられているエラブユリおよそ300株です。
テッポウユリの一種で白くラッパ状に咲く花が特徴で甘い香りがします。
このユリは22年前に、沖永良部島から提供された球根を、岡山県在住の沖永良部島出身者でつくる岡山沖洲会が公園内に植え、草取りなどをして毎年手入れしています。
今年も若いつぼみについた虫をピンセットで取り除くなど、手間をかけて丹念に育てました。
この日集まったおよそ50人は、エラブユリの前で三味線の演奏に合わせて歌ったり踊ったりして、ふるさとの沖永良部島を懐かしんでいました。
亀島山花と緑の丘公園のエラブユリは、あと1週間から10日ほど純白の花を楽しめるそうです。




