倉敷市立第五福田小学校の6年生がピアノの調律師の仕事について体験などを通して学びました。
ピアノ調律を学ぶ授業は日本ピアノ調律師協会が去年から全国的に始めたものです。ピアノ調律の必要性やピアノの良さを伝え、調律師の仕事について理解を深めてもらいます。第五福田小学校の授業では6年生41人がピアノの歴史や構造、音が出る仕組みについて話を聞いたあと実際に調律を体験しました。ピアノの調律はミュージックワイヤーと呼ばれる弦を張ったり緩めたりして音を調整します。専用のチューニングハンマーを使って実際の音を耳で聞きながら作業にあたりました。ハンマーをまわして低い音から徐々に高い音に変えていく調整はとても繊細な作業で児童たちは体験を通して調律師の仕事を学んでいました。授業ではピアノの音をだす機械部分のアクションが取り外され、普段は見ることのないパーツを触ってピアノについての興味を深めていました。




