これからの時期に多発する水難事故に備え、倉敷市消防局は、若手職員を対象に救助訓練を行いました。
訓練には、倉敷市内の4消防署から若手職員35人が参加しました。水難救助の経験があるベテラン職員からペットボトルやごみ袋など身近な器具を使った救助方法について説明を聞きました。参加した職員は、ごみ袋に少し水を入れてから空気を入れることで、救助する人の近くに投げやすくしたり、ごみ袋にペットボトルを入れて浮きやすくするなど工夫をしていました。
講師の職員は、「一般の人より知識を持っていることを活かして今後も取り組んでほしい」と呼びかけていました。若手消防職員は、もしもの時に備え、真剣に訓練を行っていました。
なお、倉敷市消防局では、去年1年間で17件の水難事故があり、2人が死亡しています。




