倉敷市がこの春、新採用した職員を対象にした総合防災研修が行われました。
今回の総合防災研修は、風水害や地震などの災害に備え倉敷市職員として身に付けるべき、基本的な知識や実践的な技能を習得するためのもので、新採用職員研修としては、初めての試みです。研修内容は、危機管理に関する講義や普通救命講習、土のう作り、俵積みといった実技などです。倉敷消防署で行われた研修には、新採用職員68人が参加し、午前中は、救命士や消防署員の指導のもと普通救命講習を受けました。突然倒れた人や意識のない人を見つけたらすぐに大声で応援を呼び119番通報する。心臓が停止していたら、救急車が到着するまでに心肺蘇生やAEDを使って除細動を行うと命を救う確率が高くなることを学んだ新採用職員は、実際にダミーを使って意識確認や1分間に100回のペースで胸骨を圧迫する方法を体験しました。なお、午後からは、消防署の施設や車両見学なども行われました。




