梅雨や台風のシーズンを前に、倉敷市消防局は、岡山河川事務所と合同で川の氾濫を想定して排水の訓練を行いました。
訓練には、倉敷市消防局と国土交通省岡山河川事務所の職員などおよそ50人が参加しました。川が氾濫して毎分およそ5トンの水が流入しているとの想定で排水ポンプ車を使ってあふれた水を川に戻す訓練が行われました。この訓練は、排水ポンプ車や照明車などの災害対策機械を川の氾濫などの非常時に円滑に使用できるよう試運転を兼ねて毎年行われています。参加者は、ホースとポンプのつなぎ方や発電機の始動手順などを入念にチェックし、万一の災害に備えていました。使用されたポンプ車は、10分間に25メートルプール1杯分の水を排水する能力があります。倉敷市消防局では、平成24年から1台の排水ポンプ車を所有していて平成25年には、大雨による冠水被害などで4度出動しています。




