倉敷市スケート協会のファン感謝イベントが、ゴールデンウィーク最終日の6日、ヘルスピア倉敷アイスアリーナで開かれました。
倉敷フィギュアスケーティングクラブのメンバーのほか、国内外の大会で活躍する今注目のスケーターが登場し、美しい演技を披露しました。
倉敷市スケート協会のファン感謝デー。会場のヘルスピア倉敷アイスアリーナには、全国各地からフィギュアスケートファンが駆けつけました。バンクーバー・オリンピック銅メダリストの高橋大輔さんもかつて所属した倉敷フィギュアスケーティングクラブのメンバーおよそ40人が、日頃の活動の成果を披露します。
クラブ創立から22年とまもなく四半世紀を迎えます。スケートをはじめて2週間の初心者から、国際大会で活躍するトップアスリートまで幅広い選手層がこのクラブの特徴です。
可愛らしい衣装を着た小学生たちは、懸命に演技します。そして、全国で活躍する中高生のスケーティングは、華麗で迫力があります。
倉敷フィギュアスケーティングクラブでは、アイスダンスの指導にも力を入れています。この日は、2組のペアが息のあった演技を披露しました。
この日のイベントでは、ファンとふれあう時間も多く設けられました。観客席の人たちは、氷上のメンバーと一体となってゲームを楽しんでいました。
この日訪れた多くの人が楽しみにしているのが、ゲストの演技です。木科雄登選手は、金光学園中学2年生で、岡山国際スケートリンクを拠点に活動しています。国際大会トリグラフトロフィーで優勝し、今後活躍が期待される選手の一人です。フィギュアスケートファンが注目するのは、その他にもいます。
川原星選手は、福岡から駆けつけました。国体でも優勝し、強化選手の一人です。
そして、もっとも注目を集めたのは、倉敷翠松高校出身で国別対抗戦でチームジャパンのキャプテンを務めた無良崇人選手です。観客の声援に世界レベルのジャンプとステップで応えます。およそ3分間、軽やかな滑りを披露しました。
スケートファンへの感謝を込めた倉敷フィギュアスケーティングクラブのファン感謝デー。300人を超える人で賑わいました。クラブOBの高橋大輔さんや2011年の世界ジュニア選手権で銀メダルを獲得した田中刑事選手からのメッセージも張り出されました。
ゴールデンウィーク恒例となったファン感謝デー。来年も5月6日に開かれます。来年はさらに多くの人で賑わいそうです。




