岡山県立倉敷工業高校の生徒が、実習の一環で羊の毛刈りに挑戦しました。
倉敷工業高校ファッション技術科の2年生39人が、老人福祉施設の藤戸荘を訪れました。この施設では羊を5頭ほど飼っていて、高校では製品作りの基礎を学ぶ一環で、毎年毛刈りの体験を行っています。施設の職員が毛の刈り方を実演した後、生徒たちも毛刈りに挑戦です。今回のパートナーは、メスの羊・メリーさん。お立ち台に乗ってもおとなしい性格です。初めて経験する生徒が多く、慣れない手つきでバリカンを手に毛を刈っていきました。刈り取った毛はきれいに洗ったあと、桜や栗のイガを使って草木染めにします。そして、その毛を紡いで、手織りのひざ掛けやショールに仕上げ、藤戸荘と倉敷シルバーセンターの利用者にプレゼントするということです。




