総社市の絵画愛好家グループ「昭和絵画クラブ」による作品展が総社市民ギャラリーで開かれています。
元大学教授の大月賢志さんのもと、会員は月に二回、昭和公民館で油彩画と水彩画を学んでいます。「昭和絵画クラブ」では年に一回作品展を開いており、今回が18回目です。11人の生徒が描いた国内外の旅先での思い出の風景や季節の花など静物が油彩や水彩で表現されています。会場には、4号から80号の大作まで49点が展示されています。指導にあたっている大月さんは、描く対象に強弱をつけたり、光のあたる角度を考えて描くようにアドバイスしています。同時に生徒たちの感性を活かせるよう指導しているそうです。そんな大月さんの大作、「古代五重塔」は、今の備中国分寺五重塔ではなく、昔の五重塔を想像し、現在ある柿の木とともに描きこんでいます。
「昭和絵画クラブ」による作品展は17日まで、総社市民ギャラリ―で開催されています。




