倉敷市児島塩生(しおなす)の真言宗の寺・吉祥院(きちじょういん)で、月遅れの「花まつり」が行われ、地元の園児たちがお釈迦さまの誕生を祝いました。
吉祥院では、4月8日の釈迦の誕生日を祝う行事「花まつり」をひと月遅れの5月8日に行っています。吉祥院を訪れた地元、本荘幼稚園と本荘保育園の子どもたちは、本堂前に飾られた釈迦像に甘茶をかけてお釈迦様の誕生を祝いました。甘茶をかけるのは、釈迦が生まれたとき甘露の雨が降り注いだという伝説によるもので、園児たちは、参拝のあと接待の甘茶を飲んで健康と幸せを願いました。
【インタビュー】吉祥院・本山敬城住職
また、客殿では、本山敬城住職による紙芝居「おうじさまのおたんじょう」が上演され、吉祥院を訪れた園児たちは、今から約2500年前に現在のネパールのルンビニーという場所でお釈迦さまが生まれたことを教わりました。なお、花まつりには、地域住民なども参拝に訪れ仏教の開祖、釈迦の誕生を祝い甘茶や花の苗などの接待を受けていました。




