この春、高校、大学など学校を卒業して倉敷市内の企業に就職した新入社員を激励する歓迎大会が倉敷市民会館で開かれました。
式典には倉敷市内107の企業から698人の新入社員が参加しました。倉敷市の伊東香織市長は「物づくりのまち技術と文化、自然豊かなまち倉敷でまた、日本の社会を担う大きな人材として飛躍されることを願っています」と新入社員を激励しました。続いて先輩社員を代表してJFEスチール西日本製鉄所の松尾保利さんが「自分の能力と可能性を信じて粘り強く取り組めばどんな困難も乗り越えられるでしょう」とエールを送りました。このあと大阪富士工業水島支店の竹内瑛人さんなど3人に歓迎の花束が先輩社員から贈られたほか伊東市長から丸五ゴム工業の藤猪直樹さんへ記念品の目録が手渡されました。これを受け新入社員を代表して三菱自動車工業水島製作所の吐合駿一郎さんが「自己研鑽に努め、初心を忘れることなく社会人の一員としての誇りを持って全力を尽くすことを誓います」とお礼の言葉を述べました。なお、2月末現在の今年の岡山県内の大学卒業者の就職内定率は82・3%で前の年の同じ時期と比べて5・8ポイント上回っています。




