倉敷市の下津井地区に地元の若手作家などが、新たな美術館をきょうからオープンさせました。
昔ながらの漁師町に開館した吹上美術館には、倉敷市で活動する作家をはじめ、海外などで活躍する若手アーティスト8人によるおよそ30点の作品が並びます。
油彩などの絵画作品や造形、また、映像を使った作品など作家の個性あふれる現代アートを楽しむことができます。
この美術館は、倉敷市児島で活動する美術作家などでつくるクリエイターズラウンジが、児島地区にアートを発信できる拠点をつくろうと、オープンさせました。
建物は、7年前に閉館し、空き家となっていた美術館を活用し、去年から地域住民の協力を得ながら、1年がかりで開館の準備を進めてきました。
今後は、ワークショップなどのイベントも開催していき、現代アートの魅力を発信していくことにしています。
吹上美術館は、毎週土曜日と日曜日の午前10時から午後5時まで開館しています。




