今年の干支「寅」をモチーフにした全国の郷土玩具を集めた「えとづくし展」が昨日(11日)まで日本郷土玩具館で開かれました。
郷土玩具のはじまりとされる京都の「伏見人形」や、倉敷の伝統的郷土玩具「倉敷はりこ」など、江戸時代から今に続く全国各地の郷土玩具およそ160種類300点が集められ、展示されました。今年の干支の寅は、「動き」を表すといわれていて、様々な生命をいきいきと動かし始めさせる力があるとされています。会場には、風を送って動きを楽しむ紙製の江戸玩具「すぼんぼ」や、今年の年賀切手のデザインになった石川県の金沢張り子など、勇ましい表情のものから、子猫のように可愛らしいものまで様々な郷土玩具が展示されていました。




