KCTコミちゃん（倉敷ケーブルテレビ）

きょうから４月、新年度に入りましたが、タケノコもシーズンを迎えました。タケノコの産地倉敷市真備町では、倉敷市シルバー人材センター真備支所による「朝掘りタケノコ」の販売が始まりました。

土の中から現れたタケノコ。姿形とも最高のタケノコです。土の割れ目からわずかにのぞかせた穂先を頼りにタケノコを掘るのは、倉敷市シルバー人材センター真備支所のメンバー６人です。「ツキ」と呼ばれる専用の道具を使い地中深くから生え出したタケノコを探りながら掘り出していきます。タケノコを掘るのは、県内三大巨石古墳の一つ「箭田大塚古墳」に広がる約６０アールの竹林です。真備のシルバー人材センターでは、毎年、竹林整備の一環として、タケノコが生える時期に収穫し、「朝掘りタケノコ」として即売しています。今年は、例年並みの生育で１日の朝７時前から初掘り作業が行われました。生憎の雨の中での作業となりましたが約３時間で６０キロあまりの収穫がありました。
【インタビュー】倉敷市シルバー人材センター真備支所川上伸晟さん
収穫されたタケノコは、県道沿いの駐車場に設けられた直売所に運んで即売されます。今年最初の朝掘りタケノコは１キロ、１０００円の値がつけられ、販売開始を待ちわびていた人たちが買い求めていました。なお、真備のシルバー人材センターによる「朝掘りタケノコ」の直売所は、４月２９日まで水曜と日曜の午前８時から開かれます。