玉野市議会3月定例会は最終日、募集していた玉野市民病院の指定管理者について、関西エリアを拠点に病院や福祉施設を運営する医療法人を指名することを、賛成多数で可決しました。
玉野市民病院の指定管理者は、岡山県外2つの医療法人から応募がありました。2月下旬の公開プロポーザルと、9人の委員で構成する選定委員会が3回にわたり審議した結果、安定的な人員・財政基盤があり、病院運営に関する能力や経験を持っているなどとして、大阪市の若葉会を選びました。ただし、運営を引き継ぐ今年7月までに、現在の診療科目・救急医療体制を確保することが指定の条件となっています。指定管理者の指定に関する議案は、この日午後本会議に上程され、常任委員会で審議された結果、賛成多数で可決されました。なお、この日の本会議では、一般会計241億9000万円の当初予算案や、商業施設メルカへの図書館・中央公民館の移転に合わせ、指定管理者制度を導入できるようにする条例改正案などを賛成多数で可決しました。




