倉敷ガラスの伝統を受け継ぐ小谷栄次さんの作品展が、倉敷市中央の日本郷土玩具館で開かれています。
倉敷ガラスは、創始者の小谷眞三さんと息子の栄次さんのみが作り出す口吹きガラスです。小谷ブルーと称される独特の青は、倉敷ガラスを象徴する色です。会場には、息子・小谷栄次さんの新作およそ400点が並びました。食卓を楽しく演出するコップや小鉢、酒瓶など吹きガラス独特の厚みと重量感ある作品です。小谷さんは、父・眞三さんから倉敷ガラスの伝統と技術を受け継ぎながら、独自の境地を切り開きました。瑠璃色と黒色の作品は、栄次さんが取り組んでいる新しい倉敷ガラスです。一つ一つ表情の違う作品からは、栄次さんの30年の歩みを感じとることが出来ます。倉敷ガラス小谷栄次さんの新作展は、今月24日まで倉敷市中央の日本郷土玩具館で開かれています。




