玉野市の離島・石島から通学する児童生徒のために運航していたスクールボートが18日をもって廃止され、58年の歴史に幕を下ろしました。
スクールボートは、玉野市の胸上港からおよそ5km離れた石島から、胸上小学校や東児中学校に通う児童生徒を送迎するために、1957年から運航されてきました。しかし、今年3月で東児中学校に通っていた土手大輔君が卒業し、石島の児童生徒が一人もいなくなることから、廃止されることになりました。最後の運航を前に、土手君と玉野市の板崎彰教育長、東児中の櫻田俊司校長など関係者が胸上港に集まり、船長の川西孝明さんに、感謝の気持ちをこめて花束を贈りました。玉野市では、今後石島で児童の入学が見込めないことから、胸上小学校石島分校を今年度末に閉校することも決まっています。




