倉敷市内の市立中学校26校で卒業式が行われ、4,569人が慣れ親しんだ学び舎を後にしました。
琴浦中学校では、今年56回目の卒業式が行われました。卒業生193人は、一人ずつ名前が呼ばれると、「ハイ」と大きな声で返事をして胸を張りました。中には、3年間過ごした学び舎や先生へお礼の言葉を言う生徒たちもいました。
卒業証書は、河村智正校長から卒業生代表の那須遥希君へ手渡されました。
河村校長は、卒業生たちへこれまで見守ってくれた家族に感謝の思いを伝えてほしいと話し、次のようにはなむけの言葉を贈りました。
在校生を代表して2年生の原田佳音さんは、励まし合った仲間とともに将来の夢や希望に向けて歩んで行ってくださいとエールを送りました。
これを受けて、卒業生を代表して渡地幸乃さんは、3年間の思い出を胸に一歩を踏み出していきたいと今後の飛躍を誓いました。
在校生や保護者などの拍手で送り出された卒業生たちは、少し照れくさそうにしたり、涙ぐんだりしながら会場を後にしていました。




