岡山県LPガス協会が、災害時に円滑なLPガスの供給を行うための防災訓練を、倉敷市水島のLPガス充填所で行いました。
訓練は南海トラフ地震が発生し、県内で最大震度6強を観測したという想定で行われました。今回訓練会場となった浅野産業は、災害時にも安定したLPガスを供給するために一定の役割を担う「中核充填所」として国から指定を受けており、訓練では他社のLPガスボンベへの充填作業や、避難所へのLPガスの設置等を行いました。LPガスはパイプラインだけではなく、ボンベを使用先に設置する分離型のガス供給方式であることから、災害時における復旧が早く、避難所や仮設住宅などでも広く活用されています。岡山県内では現在11箇所の「中核充填所」があり、岡山県LPガス協会では今後も場所を変えながら毎年1回のペースで訓練を実施していく予定です。




