倉敷市の中山公園で、郷内幼稚園の園児を招き、野鳥観察会が開かれました。
野鳥観察会は、倉敷市が支援している「どんぐりリサイクル」の取り組みの一環で行われ、市立郷内幼稚園の4歳・5歳児34人が参加しました。「どんぐりリサイクル」は、二酸化炭素を減らす取り組みの一つです。紙や空き缶などのリサイクル資源を、県内で唯一認証を受けている廃棄物処理業者NIK環境に持ち込むと、その重さに対してポイントがもらえます。そして、1ポイント1円換算で、環境保全に関する物品と交換できる仕組みです。倉敷市では去年12月までに、市内14の団体から、アルミ缶でおよそ8万3000kg相当となる4万1490ポイントの寄付を受け、このほど望遠鏡1台と交換しました。この望遠鏡を使って、中山公園の天満池にいるハシヒロガモやマガモを観察。子どもたちはくっきり見える水鳥の姿をとらえると、大喜びです。倉敷市では、今後も「どんぐりリサイクル」の仕組みを知ってもらうと同時に、集まったどんぐりポイントを活用して、環境学習の充実を図りたいということです。




