玉野市山田の特別養護老人ホームで、消防署と施設職員による消防訓練が行われました。
訓練は、特別養護老人ホーム「玉野山田荘」の建物2階から出火したという想定で行われました。最初に、施設を利用する高齢者を、職員が安全に避難誘導していきました。続いて消防車両が駆けつけ、屋上に取り残された人を救出します。35m級のはしご車を使って消防隊員が屋上に向かい、安否を確認しました。今回の訓練は、春の火災予防運動に合わせて行われたものです。災害時 要援護者となる高齢者が利用する福祉施設での初期対応と救急救助技術の向上を目的に、施設の職員・利用者と消防職員あわせて50人が参加しました。玉野市内では近年、福祉施設での火災は発生していませんが、全国的にはグループホームや診療所などで火災死亡事故が起きており、玉野市消防本部では、引き続き防火管理の啓発に力を入れていくということです。




