秋篠宮さまと次女の佳子さまが2月28日と3月1日の日程で倉敷市を訪問され、今日から開幕した「ダニエル・オストの花と心」展を鑑賞されました。
秋篠宮さまが岡山を訪問されるのは、2009年の全国都市緑化おかやまフェア以来です。また、去年12月に成年皇族となられた佳子さまは、公務として地方を訪れるのは初めてです。ベルギーのフラワーアーティスト ダニエル・オストさんの案内でモネの睡蓮をイメージした作品などを鑑賞されました。およそ300畳分の苔があしらわれた作品に秋篠宮さまは、興味深そうに苔の種類を訪ねられていました。また、佳子さまは、ラナンキュラスやボタンといった春に咲く美しい花の数々を見入られていました。美術館の周辺には、お二人の姿を一目見ようと多くの人が集まりました。前日の28日は、大原美術館を鑑賞されました。大原美術館の大原謙一郎理事長や高階秀爾館長が案内役を務め、常設展示されているおよそ200点を1時間半にわたって見て回られました。フランス印象派の画家ピサロの「りんご採り」の前では、時折、笑顔を見せながら作品の説明を熱心に聞き入っていました。また、大原美術館が取り組む若手芸術家が児島虎次郎の旧アトリエ無為村荘に滞在して制作する作品を鑑賞され、佳子さまは現代作家の作品に「様々な表現があって面白いですね」と話されていました。秋篠宮さまが大原美術館を訪問されたのは6回目で、佳子さまは中学時代の修学旅行以来だそうです。




