新日本石油精製水島製油所は発電用ボイラーの一部を2年ごとの点検を受けないままおよそ2カ月間稼働させていたと発表し、きょう、このボイラーをストップさせました。
この発電用ボイラーはペットボトルなどの原料になるパラキシレン製造プラントに組み込まれている小型ボイラーで、電気事業法で2年ごとの点検が義務付けられています。去年、10月24日までに中国四国産業保安監督部による点検を受けるか、または、点検期限の変更申請をしなければならなかったところ、ミスにより手続き漏れとなり2カ月後の12月25日に産業保安監督部に報告しました。製油所では年末年始操業が一段落したきょう、ボイラーを止め、早ければ来週中にも点検を受け運転を再開する見通しです。
製油所によると人為的ミスにより申請作業を忘れていたとしており、手順書やマニュアルを見直し再発防止に努めるとしています。




