玉野市の図書館と中央公民館を商業施設メルカへ移転する事業について、市の教育委員会は、基本構想と整備運営方針の案を市議会に示しました。
17日に開かれた玉野市議会総務文教委員会で説明がありました。これは、メルカへの移転に伴い、新たな図書館・中央公民館に求める施設の役割、機能、運営内容、規模などの具体的な姿を示したものです。基本方針として、まちづくりの観点から図書館と中央公民館を活用。2つの施設が連携することで、地域の課題解決を支援するなど、方向性を定めています。2つの施設は、メルカ2階に配置し、想定する面積はいずれも最大で、図書館がこれまでのおよそ3倍の2400㎡、中央公民館が1100㎡、ギャラリー500㎡、たまののミュージアム200㎡としています。また、公民館には研修室を4部屋、防音機能を持った多目的室と和室、実習室をそれぞれ2部屋、料理実習室を1部屋整備します。さらに、図書館は開館時間を拡大し、市民サービスの向上を図る方針も示しています。今回示された基本構想・整備運営方針案は、18日から来月5日までの間で、パブリックコメントを募集します。なお、2つの施設に指定管理者制度を導入することに関しては、3月定例会に関連議案を提出する方針です。




