スーパーサイエンスハイスクールの指定を受けている県立倉敷天城高校で、理数科の2年生による課題研究発表会が開かれました。
発表会には、理数科の生徒や教師、保護者などおよそ100人が参加しました。
倉敷天城高校では、国際的に活躍できる科学者の育成を目指して、「課題研究」という科目を設け、数学や理科の各分野から自分でテーマを設定して研究に取り組んでいます。
発表は、理数科2年生の生徒40人が12のグループに分かれ、物理・化学・生物・数学の4つの分野で進めてきた研究結果を発表しました。
前半はスライドを使った口頭発表が行われ、生物の分野では、ナメクジの粘液に殺菌作用があるのではないかという仮説を立て、カビを使った実験結果を発表しました。
後半は全グループがポスター発表を行いました。
こちらでは、バスケットボールのリバウンドを取りやすくするために、実際にシュートを打った統計を取り、リバウンドのボールが落ちる確率が高い場所を導き出していました。
倉敷天城高校は平成22年度から5年間、2期目となるスーパーサイエンスハイスクールの指定を受けて、理数教育の充実に向けてカリキュラムなどの研究開発に取り組んでいます。




