倉敷市内の小中学校の特別支援学級や特別支援学校などで学んでいる児童生徒による作品展「倉敷っ子なかよし作品展」が、倉敷市立美術館で始まりました。
「倉敷っ子なかよし作品展」は、特別支援教育の振興を目的に倉敷市特別支援教育研究協議会が平成元年度から毎年開いているものです。開会式では、倉敷市の井上正義教育長が「子どもたちの力作をゆっくりとご覧ください」と挨拶したあと児童生徒の代表が金色のくす玉を割って、作品展の開幕を祝いました。26回目の作品展には、市内85の学校から1463人の児童生徒による3115点が出品されました。中学校の部では、美術、技術家庭科などの授業で取り組んだ課題作品が並びました。作品の分野は、絵画、陶芸、デザイン、手芸、木工などとさまざまで倉敷の町並みを表現した切り絵や風船に和紙を貼って作った「ランプシェード」共同制作したちぎり絵など創意と工夫を凝らした力作が見られました。小学校の部でも、日々の学習活動の中で作り上げた楽しい造形作品が展示されました。人気キャラクターをモチーフにした立体的な「お面」や大胆な構図で描いた絵手紙など子どもたちの自由な発想で表現した夢あふれる作品が訪れた人の目を引いています。第26回「倉敷っ子なかよし作品展」は、2月1日(日)まで、倉敷市中央の倉敷市立美術館で開かれます。




