倉敷市本町の阿智神社境内に自生する「阿知の藤」の剪定が行われ、地元の小学生たちが作業の手伝いをしました。
剪定作業の手伝いで訪れたのは、倉敷市立倉敷東小学校の5年生75人です。児童たちは、岡山県の天然記念物「阿知の藤」のまわりに剪定されて落ちた枝やツルを拾い集めました。阿知の藤は、樹齢300年以上と推定され、アケボノフジの中ではもっとも古く、全国一の巨樹とも言われています。一度は枯れる寸前の状態になりましたが、地元の有志でつくる「あちのふじ応援団」が結成され保存機運が高まり、現在は、樹勢も回復しつつあります。剪定作業にあたった樹木医の原田照太さんによると「去年よりは花が多く咲きそう」ということです。なお、東小の5年生は、拾い集めたツルを使い、来月、リース作りを行うことになっています。




