ベルギーのフラワーアーティスト「ダニエル・オスト」さんによる倉敷での展覧会を前に会場となる大原家の本邸が公開されました。
倉敷格子や倉敷窓など倉敷の町家の典型的な特徴を備える大原家本邸は、1971年(昭和46年)に国の重要文化財に指定された建物です。通常は非公開の大原家本邸などを会場に3月1日から開催される展覧会は、ベルギー出身のフラワーアーティストダニエル・オストさんによるものです。花という植物の素材を活かし、東西文化の融合をテーマに世界の歴史的建物を舞台として発表するダニエル・オストさんの作品は、フラワーアレンジメントの概念を超え、日本のいけばなの精神に迫る独自の芸術を表現しています。また、和洋中のスタイルが混成する独特の建築で知られる大原家旧別邸・有隣荘にもヨーロッパの雰囲気を持つ花のアート作品8点が展示されることになっています。世界各地の伝統的な建築物を舞台に作品を発表している「花の彫刻家ダニエル・オストの花と心」の展覧会は、3月1日から4日までの4日間開催されます。入場料は4000円です。
【インタビュー】ダニエル・オスト事務局代表土屋隆子さん




