明日1月10日の「110番の日」を前に総社警察署は、総社市在住の外国人を対象に、110番のかけ方などの指導を行いました。
説明会には、ブラジル・中国・ペルー・フィリピンの4か国からおよそ30人が参加しました。まず、総社署員が扮するひったくり被害者が、どのように110番通報をして、どのように警察が動くのか模擬訓練が行われました。被害者役の署員は、カバンを取られたことや、時間・場所、犯人の特徴などを説明し、現場にかけつけた警察官とも犯人の特徴などを確認しました。また、参加者を代表して2人が交通事故にあった場合の通報について実際に体験しました。訓練を見た参加者からは「日本語をうまく話せない場合はどうすればよいのか?」と質問があり、電話をかけた時に、自分が何人なのか、伝えれば電話を受けつける担当者もできるだけわかりやすく対応すると答えていました。
総社警察署では毎年、110番の日にあわせて広報活動を行っており、今回は110番のしくみを市内在住の外国人に知ってもらうため実施されました。
今回の説明会でも話があったのですが、あくまで、110番は緊急の連絡先なので、通常の困りごとや相談事は911か最寄りの警察署へおかけください。




