県指定の伝統的工芸品である「倉敷はりこ」の来年の干支づくりが大詰めを迎えています。
明治時代から続く「倉敷はりこ」の工房では毎年恒例の干支の張子の制作に追われています。
来年の干支ヒツジの張子は愛嬌のある表情やふわっとした体を表現した可愛らしいヒツジとなっています。
制作しているのは5代目になる生水洋次さんです。
夏ごろに和紙などを使って張子の型となるベースを制作し、10月末から毎日、朝から夜遅くまで、一体一体丁寧に顔や模様を書いて行っています。
倉敷はりこではすべての工程を手作業で制作していて手作りの温かみが感じられる張子は県内外に多くのファンがいます。
干支の張子の制作は年末まで続きおよそ600体を制作する予定です。




