倉敷市内の国道2号で高架の4車線化工事を進めている国土交通省岡山国道事務所は、供用開始を前にウォーキング見学会を開きました。
ウォーキングによる見学会は、地域住民に国道2号の高架による4車線化の立体事業や建設工事への理解を深めてもらおうと開催されました。参加者およそ300人が歩いたのは、今年度中に開通予定の倉敷市新田から中島までの3.6kmです。開通後は歩くことができない貴重な体験だけに、参加者らは記念撮影するなど車窓からの眺めとは一味違う風景を楽しんでいました。また、道中では、工事で使用した重機やパネルの展示が行われ、高架による4車線化への理解を求めました。国道2号の立体事業は、総事業費150億円をかけて倉敷市新田から船穂町までの延長7.7kmを4車線化に整備します。完成すれば、渋滞の緩和と排気ガスの排出抑制による環境の改善が期待されます。




