KCM倉敷コミュニティメディアは、地域社会づくりに貢献した倉敷市民を表彰する「シチズン・オブ・ザ・イヤー」を、今年は美術家の高橋秀さん・藤田桜さん夫妻に贈りました。
高橋秀さん・藤田桜さん夫妻は、2004年にイタリアの長期滞在から帰国し、玉島の沙美海岸に住居とアトリエを構えました。制作活動の傍ら、子ども向けの絵画教室を開いたほか、小中学生を対象にした絵画コンクール「沙美アートフェスト」をこれまでに10回開催してきました。さらに、若手芸術家の海外留学を支援する「秀桜基金留学賞」を設立し、次世代の芸術家育成に力を尽くしたことが評価されました。表彰式では、倉敷コミュニティメディアの大久保憲作会長が、高橋秀さん・藤田桜さん夫妻に表彰状を贈り、敬意を表しました。また、記念品として、賞の名前にちなんだ一流メーカーの懐中時計をペアで贈りました。「シチズン・オブ・ザ・イヤー」はこれまで、倉敷屏風祭を復活した岡荘一郎倉敷商工会議所前会頭などをはじめ10人と2つの団体が受賞していますが、夫妻での受賞は過去13回で初めてです。




