水島コンビナートでの事故が増加傾向にあることを受け、岡山県は事業所関係者と事故防止の対策を協議しました。
会議には、岡山県や倉敷市消防局、水島コンビナート地区の特定事業所などから70人が出席しました。岡山県の松尾茂樹危機管理監は「いかに事故を起こさないようにするか検討が必要です。1件でも事故が起こらないよう対策をしていきましょう」と挨拶しました。水島コンビナートでは、今年8件の事故が発生しており、そのうち8月以降に6件の事故が発生し増加傾向にあります。こうした事態を受け岡山県は、関係機関を集め事故防止対策を図ることにしました。会議では、今年発生したコンビナート事故の事例が報告されました。近年、事故発生原因で多いのが、長期間使用したことによる破損や腐食による漏洩です。県では、施設の経年劣化に対する管理体制の強化と現場保安力に優れた人材育成に尽力するよう事業所に呼びかけました。




