今年9月に自主防災会を発足した倉敷市の福井町内会で初めての防災訓練が行われました。
午前9時から福井公園で行われた防災訓練には、100人あまりの住民が参加しました。約750世帯を数える福井町内会では、2014年9月10日に自主防災会を発足しました。地区役員60人を中心に避難、救護、防火など6つの班をつくり、自主防災への意識を高め、地域の連携強化を図るのがねらいです。自主防災会発足後、初の防災訓練では、倉敷市消防署の協力のもと、救急救命士による心肺蘇生法やAEDを使った救命法などを学びました。また、熱湯や冷水を注ぐだけでわかめごはんや山菜おこわになるアルファ米や保存食用のビスコといった非常食の試食も行われました。さらに、参加した住民たちは、消防署員の指導を受けながら訓練用の水消火器15本を使って、消火器の扱い方や初期消火の方法を体験しました。福井町内会では、今後も自主防災会を中心に定期的な防災訓練を行っていくことにしています。
【インタビュー】福井町内会・石井陽二会長




