玉野市は巨大地震発生を想定した全市一斉の防災訓練を行いました。
防災訓練は市民の避難、災害時の行動被災後の活動など、自助、共助、公助の確認と連携を目的に行われました。訓練は南海トラフを震源とする大地震が発生し津波が玉野市へ襲ってくる想定です。玉野市内全域からおよそ4400人が参加し学校や公民館などに一斉に避難したあと自主防災会など地域の45団体が独自の訓練を進めました。このうち度々浸水被害を受けている田井地区の三軒屋中町内自主防災会は防災会設置後初となる訓練となり非常時の持ち出し品の確認のほか避難時に見えた課題などを伝えあいました。
今回の訓練は地域住民だけでなく市の職員や警察も参加し、玉野市役所では黒田晋市長が「防災と減災にむけての危機意識が高まることを期待する」と職員を前に訓示しました。
なお、玉野市では全市一斉の防災訓練は2回目で、非常時に備えるため2年に1度以上は市をあげて訓練をしたいとしています。




