発達障害のある子どもと向き合い地域でどう支え合って生活していくかを考える三世代交流子育て応援講座が総社市で開かれました。
この講座は総社市のNPO法人「保育サポートあいあい」が備中県民局の事業として行っている子育て応援プログラムの一環です。今回は、くらしき作陽大学子ども教育学部の松田真正講師を招き、発達障害の現状や対処法など、専門的な知識について話を聞きました。発達障害は、脳の機能的な障害で起きるADHD・注意欠陥多動性障害LD・学習障害自閉症などをさします。講師の松田さんは、発達障害傾向の子どもへの2次的な障害として子どもの失敗に対し「なぜできない」「ちゃんとやりなさい」などと言い続けることで、そのストレスで、うつや自閉症になることを説明しました。また、発達障害の子どもを持つ親の心理を4段階で説明し、診断後に子どもとどう向き合っていくのかが重要だと伝えていました。集まった地域住民など50人は、松田さんの具体例を交えたわかりやすい話に聞き入っていました。




