倉敷市連島町の真言宗の寺、宝嶋寺で11月1・2日の二日間「寂厳和上遺墨展」と小学生書道展が開かれました。
宝嶋寺では、毎年この時期に、悉曇学者で、良寛、慈雲と共に江戸時代の桑門三筆と称された寂厳和上の遺徳を偲ぶ遺墨展を開催しています。また、遺墨展に合わせ、寂厳和上の顕彰と書道の上達を願って小学生を対象にした書道展を開いています。4回目の今年は、連島地区7つの小学校の1年生から6年生までの児童から259点の作品が寄せられました。審査の結果24人が金賞に選ばれました。2日の午後2時から宝嶋寺の客殿で行われた表彰式では、連島西浦小1年藤原志帆さん旭丘小2年中村陽菜さんなど金賞受賞者一人ひとりへ寂厳顕彰会渡辺英気会長から表彰状が手渡されました。なお、今年の書道展では、元気でのびやかな筆使いの作品が多く見られ秀作ぞろいだったと講評が添えられました。




