倉敷美観地区の中心部で長く利用されていなかった土地に、にぎわい創出施設を再整備する事業が進んでいます。
倉敷川沿いから一本入った細い路地で、中心部の新たなにぎわい創出施設「くらしき町家サロン」が建設されています。シンボルとなる建物は木造2階建て。重機が入れないため職人が手作業で工事をしています。この日は棟上げが行われ、長さ7m、重さ300kgを超える置梁を巻き上げ機で持ち上げたほか、100kg以上ある登り梁を、職人の手で引き上げました。「くらしき町家サロン」は1階にカフェなどのテナント、2階に交流スペースを設けます。工事は年をまたいで行われ、来年のゴールデンウイーク前までにグランドオープンを目指すということです。




