倉敷瀬戸内ロータリークラブ主催の「市民健康講座」が倉敷市内で開かれました。
この講座は、市民に健康促進のヒントにしてもらおうと、倉敷瀬戸内ロータリークラブが年に1度開催しています。29回目の今年は、倉敷中央病院循環器内科の門田一繁主任部長が、「最先端の心筋梗塞診療」をテーマに講演しました。心筋梗塞は、いわゆる三大疾病の一つで、締め付けられるような胸の痛みが10分以上続くことが多いとされています。さらに、不整脈や血圧低下などを併発すると重症化の可能性が高いことから、早期治療のため救急車を手配することが必要と指摘しました。そして、近年は若年層の心筋梗塞も発症例が増えていて、喫煙が大きな要因と考えられると述べました。また、カテーテル治療について、血管を広げるステントの機能が向上し、再び血管が狭まる可能性が低くなったことも紹介されました。




