総社市の防災週間(11月9日~15日)に合わせ昭和地区では、住民による防災訓練が維新小学校で行われました。
総社市昭和地区社会協議会の防災部会が開いた自主防災訓練には、昭和地区の幼稚園児から高齢者まで約120人が参加しました。訓練では、地元消防団員も含め4つの班に分かれ、ドラム缶風呂の沸かし方、段ボールベッドの作り方炊き出しの方法などを学びました。ドラム缶風呂では、まず、バケツリレーで、2つのドラム缶に水を溜めていきました。薪で風呂を沸かしている間に簡易脱衣場とすのこ作りに挑戦しました。そして、湯が沸くと小学生が実際に入ってドラム缶風呂を体験しました。一方、段ボールのベッド作りでは、強度を高めるため箱の内側に斜めに仕切り板を入れた小箱を並べて土台をつくり、その上に大きな段ボールシートを敷いてベッドを完成させました。また、炊き出し訓練では、特殊ビニール「ハイゼックス」を使っての非常食の作り方や釜炊きのご飯を使った炊出しの方法を体験しました。さらに、地元消防団水内分団による消防操法訓練が披露され、自主防災訓練に参加した住民たちは、互いの交流を深めながら連携の大切さなどを再確認していました。
【インタビュー】昭和地区社協・防災部会 山本茂樹部長




