経済的な理由や言葉の問題で学校に通えない定住外国人の子どもたちを受け入れ、無料で授業を行う「虹の架け橋教室」が総社市でスタートし、きょう(19日)式典が行われました。
総社市駅前のブラジル人学校エスコーラ・モモタロウには、ブラジル人の子どもたちとその保護者、学校関係者などが集まりました。総社市の片岡聡一市長は、「総社市民はブラジルの方が大好きです。楽しく勉強してください」と挨拶しました。「虹の架け橋教室」は、文部科学省と国際移住機関(IOM)が学校に通えない児童を救済するため全国23カ所で実施しています。総社市は、中国四国地方で唯一の教室として12月1日から授業をスタートさせています。教室は、月曜から金曜までで週30時間の授業を日本語とポルトガル語で行います。総社市では、現在4歳から16歳の7人が通っていて教員免許を持つ指導員が国語や社会といった普通科目を教えています。来年3月には、ブラジル大使館の大使が総社市を訪れ、この教室を視察することになっています。




